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れなの家に居候した。
2人で過ごす日常はとても緩やかで、非日常的で、不変則だ。
寝たいときに寝ればいいし、
食べたい時に食べればいいし、
泣きたい時に泣けばいい。
お風呂だっていつ入ってもいいし、
外に出たい時に出てもいい。
朝方4:00の日の出を見に行ってもいいし、
夜中の1:30にコンビニに行ってもいい。
誰にも怒られなかった。
不自由なんてなかった。
でも、ひとつだけ。
パンツを選択できない。
洗ってって、言えない。
それくらいだった。
犬には会えないし、
太っていく一方だったけど、
くだらないことで笑い合えたり、
真剣な話をタバコを吸いながら話せた。
こんな日常にも、いつか終わりがきて、
思い出となる。着地点が世界の終わりみたいな残酷なものだったら、私たちは今、なんて幸せな退化をしているんだろうか。
程よい明日の生きる希望みたいなものを探して、こぼれてしまった光のかけらみたいなものを拾い集めるように、何かを探して生きていたい、人間なんてそんなもんでしょ。
今日もアイスは美味しいし、タピオカにも並んじゃう。そんな明快単純な私なんだから、苦労しない生活なんてむしろつまんない。
愛されてる気がしなくて、わざと別れようなんて言ってみて、あなたを試しちゃう。
そんな難解複雑な私なんだから、馬鹿なふりをしてないとやってらんないよ。
会いたいなあ〜ねえ、今すぐ会いたいな、明日、じゃなくて今から会えない?迎えにきてくれない?私からは行かないよう、だって電車乗ったらコロナにかかっちゃうかもしれないし、マスクするの息苦しかて嫌だな。
徒歩10分歩いただけでも、ぜぇぜぇ言っちゃうくらいなの、家に帰ったら扇風機当てて、キャンディーアイスたべて、タバコ2本連続で吸っても許してよね。
我儘にいられるのも、今だけなんだから、
甘くみてね。甘々でいてね、ごめんね。ごめんね、大好きだよ。愛を知らない愛してるが響かないなら、何度だって言うよ。今すぐ会いたい。会いにきて、会いに来て。会いに来いよ、愛に恋