202

気づいたら私は、東京の真ん中で迷子になっていた

 

もう年の瀬も近づいて来ているらしい

檻の中に籠ったままで

飛び出る感覚すら 忘れてしまったよ

そんな私を呼び覚すのはいつだって衝動。

ご飯を食べたいとか、甘いものを食べたいとか

ドーナツが食べたいとか。。

 

そんなちょっとした事で

進むことができる筈だったのに。

 

どうもうまくいかない

あああ神様が怒っているだけか?

 

人と触れ合うということについて考える

私は人間として生まれ愛を貰って与えていく使命を受け渡されたはずなのに、どうしてそれはとても簡単だとは思えないのか。

難しいから人生なのか

 

外はイルミネーション

眩しいほどの光が世界の闇を優しく隠す

僕らもあたたかさに身を包まれ目を瞑ったまま

誰もがその歌声には気づかないのだ。

 

わたしがどんなに声を枯らしても

この街にはこの声は届かないのだ。

 

そんなことを歌った曲が今年の代表曲だと思う

 

2022の私の全てです。

 

諦めることばかり上手になって

大人になるってこういうことなのかと

誰かのせいにしながら笑いながら泣きながら

どうにか忘れる術を身に付けてきた。

 

どうしてひとは歌を歌ったりするんだろう

どうしてわたしは歌を歌ったりしたんだろう

 

今年は何曲つくっただろうか

いつくの言葉を紡ぐことができただろうか

 

果てしない道の途中で

迷子になってしまいました

 

わたしは此処にいます

いつだって あなたの名前を呼びます

いつだって。