あのね



私、あなたのことがほんとうに大好きなんです。味の似てるような煮卵をたべても、中身は半熟じゃないと意味がないんです。


あのね、


私、あなたのことがばかみたいに好きなんです。ひとりになった夜、こんなにも痛くて、痛くて、苦しいのに、ちっぽけな私、街灯の下、溶けるタバコの煙、都会の中、そこの角を曲がって、すこしまっすぐいけば、もうすぐ会えそうなのに、いつもすれ違ってしまうね。人生はそんなことの繰り返しなんだろうな。


歳を取れれば取るほどに、素直になれるんじゃないかと思ってる。

わたしまだ若いから、18だから、君に好きって言えなくてごめん。別れを選んでしまってごめん。幸せになるなんて、幸せになってから言えよな。


誰も勘違いしないでね、

誰も間違えたりしないでね、

思ってるより、わたしはみんなのことが好きだ。

この環境が、幸せで、みんな同じ空の下、わかりあえたらいいのに。

音楽が大好きで、なぜかやめられなくて、わたしにはこれしかないって思わせてくれるのは、これだけなんだよ。

それは、わたし1人じゃ無理なんだよ。

頭にみんなの顔が浮かぶ。

それは紛れもなく笑顔なのに

なぜわたしはいま泣いてるの?

自分に打ち勝て。

勝ち方なんて、自分で決めろ。

甘えるな。だが睡眠はしっかりね。